新型コロナ 東京で286人感染… 伊豆も懸念「Go To」どうなる?

新型コロナ 東京で286人感染… 伊豆も懸念「Go To」どうなる?

東京都 小池百合子都知事「7月16日は280人台かと」
 東京をはじめとする首都圏での新型コロナの感染拡大に歯止めがかかりません。東京では7月16日、新たに286人の感染が確認されました。
 静岡市の会見「東京に帰省中、東京の友人2人と会食をしている」
 県内でも、ここにきて感染者が目立つようになってきました。静岡市で16日新たに感染が確認された20代の男性は7月9日東京に帰省し、都内の友人2人と会食。このうち1人の感染が判明したため15日PCR検査を受けたところ陽性となりました。県内で「東京由来」の感染が相次ぎ首都圏での感染が拡大していることに観光地・熱海では危機感が増しています。
 熱海市の熱海サンビーチ近くで長年喫茶店を営む内田さんは不安を口にします。
 喫茶サンバード 内田雄巳さん「第2派が現実に現れているのではないかと思います。自粛の頃を思い出して、そうなったら困るなと」
 内田さんは県をまたぐ移動の自粛が解除されてから熱海に人が増えていることを少し心配しています。
 内田さん「若者からお年寄りに感染することも考えられるし、見えない敵は怖いですね」
 熱海市は東京をはじめとする首都圏からの観光客が約8割を占めます。加えて、東京で新型コロナの新規感染者の割合が多い20代から30代の客が多いのが特徴です。
 熱海市 斉藤栄市長「熱海は首都圏に隣接しているので、首都圏の影響を大きく受ける。東京の感染者が増えれば市民にとっても不安材料が大きく増える」
 観光地が抱える心配に拍車をかけているのが政府が推進する「Go Toキャンペーン」の存在です。22日から始まる「Go Toキャンペーン」では国内旅行の代金の半額分を1人1泊2万円を上限に国が補助する政策です。
 斉藤市長「Go Toキャンペーンは観光地にとっては必要な政策だと思います。首都圏の感染者数が増えている状況から、実施のタイミングは難しい局面」
 夏休みに向けて観光業を後押しする政策ですが、主に地方から「タイミングが良くない」と疑問や反対の声が寄せられているのです。伊東市では宇佐美海水浴場が16日、海開きを迎えました。2020年は神奈川県が海水浴場を閉鎖する予定で、この夏伊豆半島には多くの海水浴客が訪れることが予想されます。この状況に観光促進策の「Go Toキャンペーン」が重なると人の移動が多くなり新型コロナに感染する危険性が増す恐れがあると地元では懸念が広がっているのです。
 伊東市 小野達也市長「万全な対策をとらないと観光客を受け入れる側も、こわいという声がある。Go Toやるなら国や県は対策してほしい」
 一方で、観光促進は大事だとしてGo Toキャンペーンを歓迎する声もあります。
 千葉県 森田健作知事「コロナとか言われているときに千葉県で思い切り楽しみましょう。Go To千葉と、Welcome千葉と」
 経済活動と感染拡大の阻止を両立させられるのか。政府は現時点でキャンペーンをすすめる姿勢を崩していません。
 安倍晋三首相「Go Toについては大臣から説明している通りで現在の感染状況については高い緊張感をもって注視している。本日、分科会を開催して専門家の意見も聞きたい」
 ただ、反対の意見が多いことも考慮し、政府は午後6時から感染症の分科会を開きGo Toキャンペーンについて最終判断する見通しです。

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